製品別のご質問

●ASE/ASI/ASG シリーズ

エアサスコントローラー 製品共通
本体及び車両にハーネスのコネクターが合わない。
お車の型式や年式を確認して本体及び、専用ハーネスが適合するかを調べてください(適合表を参照してください)。
併せて取り付け場所の確認を行ってください。
電源が入らない。
専用ハーネスは確実に接続されていますか?(接触不良が考えられますのでコネクターを数回抜き差ししてみてください)
また、本体及び専用ハーネスは適合していますか?車両及び専用ハーネスのヒューズも確認してください。
キーを抜いても電源が入ったままになっている。
UZS143マジェスタ4WD・アリスト4WD/UZS141・JZS149マジェスタ/UZZ31ソアラ/UCF11セルシオの場合、IGキーOFF後も電源が入ったままですが、約3分後自動的に電源OFFとなりますので問題ありません。
走行中にコントローラーから「ピー」と音が鳴って車高が変化したり、設定値が消えてしまう事がある。
ASI65XやASE66Xの背面ディップスイッチが動いてしまった場合、上記の症状が発生します。コントローラーの電源をOFFにした状態で背面ディップスイッチを上下に動かして再設定を行ってください。
日産アクティブサス車でエンジンを切ると車高が上がってしまう。
日産アクティブサス車は車両側の制御上、エンジンを停止すると車高がノーマルに戻ります。
日産アクティブサス車にコントローラーを取り付けしても車高が全く変わらない。
専用ハーネスの接触不良の可能性があります。日産アクティブサスコンピューターはコネクターが特殊な形状をしているため、接続を誤ると接触不良を引き起こします。必ず製品に付属の取付説明書に従い、正しい取り付けを行ってください。
※Y33シーマの下がり幅は最大で約20mmです。
コントローラーを取り付けたら車高が上下しなくなった。インジケーターが点滅している。
エア(アクティブ)サスコンピューターが車高制御を中止している可能性がありますので、コンピューターを一度リセットしてください。エンジンを停止してイグニッションキーを抜き3分以上経過した後にバッテリーのマイナス端子を外し、そのまま1分以上経過してから再びバッテリーのマイナス端子を元に戻して動作チェックを行ってください。
※製品の装着時にバッテリーのマイナス端子を外さないこのような症状になる場合があります。純正(車側)のハイトコントロールスイッチを「HIGH」にし、2~3秒後に「NORMAL」にしてください。通常、車高を設定してから車高変化が終了するまで約1~5分かかります。
コントローラーのスピードメーターと純正スピードメーターの表示が異なる。
車種設定に誤りがあります。車種設定を見直してください。これはトヨタ車と日産車のスピードパルス数が異なるために発生する現象です。尚、車両側スピードメーターとは完全に一致しません。
車高が左右で差がある。
通常車高の高さを計る車高センサーはフロントには2箇所ありますが、リアには1箇所しかないため後輪は左右同時に車高が上下します。(車種によってフロント/リア共に2箇所付いている場合もありますが、当社のエアサスコントローラーはフロントのみ調整可能で、後輪の左右バランス調整機能はありません)
エアサス車の場合車両の特性上、左右差2cmは新車時でも許容範囲となっておりますが、コントローラーに左右バランス調整機能が搭載されている機種は調整してみてください。
ハイパーLOW/スーパーLOWの設定や走行中の操作(車高設定)ができない。
工場出荷時、コントローラーは保安基準モードになっています。走行中の操作、およびスーパーLOWの設定をするためにはこのモードを解除する必要があります。方法については製品同梱の取扱説明書を参照してください。なお、車種設定の変更を行うと保安基準モードに戻ります。ASC680については車両側ハイトスイッチが「HIGH」に設定されている状態ではハイパーLOW設定はできません。(ランドクルーザー100・ハリアーを除く)
※ドライバーが走行中に操作することは大変危険ですので、絶対に行わないでください。
極端に車高が下がった(上がった、または傾いた)まま動作しなくなった。
ローロック(ハイロック)といわれる状態です。これはタイヤが脱輪(乗り上げ)状態であると車両側のコンピューターが判断し、車高制御を停止している状態です。初期設定の誤り、極端な車高設定での走行または車高センサーのズレや故障などが原因で不具合が発生します。コントローラーの設定をノーマルにしてリセット処理(バッテリーのマイナス端子や指定のヒューズを抜く)を行い取り付けを確認してください。
エンジンを切って車両を駐車したが、気がつくと車高が下がっていた(傾いていた)。
電源が切れている状態ではコントローラーが車高制御を行うことはありません。エアサスペンションからのエア漏れの可能性があります。ディーラーへ車両を持ち込み点検を依頼してください。
ある速度で車高が変化してしまう。
●走行中に勝手に車高が変化する。

[ASE663][ASE664][ASG63X]

車速感応ハイトコントロール機能が働いていると思われます。この機能は設定した車速になると車高を自動的にメモリー1からメモリー2(またはH1からH2)に切り替えるものです。アラーム音とともに車高メモリーが切り替わります。この機能をキャンセルしてください。この機能は走り始めるときの車高メモリーがメモリー1でないと作動しません。

[ASC680]

UCF31セルシオ (H15.8~)・UZS186マジェスタ(H16.7~)のみ高速走行時に自動的に車高が約2cm下がります(純正機能)。
●走り始めると車高が上がってしまう。

[ASG63X] [ASI65X]

デジタルタイプ(UCF11セルシオ、クラウン、MZ21ソアラ)ではスーパーLOW設定にして走り始めると自動的に車高を上げるようにプログラムされています。スーパーLOWの設定を解除して、車高をあらかじめ上げてから走行してください。

[ASC680] [ASC680L]

ハイパーLOW設定のまま走行した場合、10km/h以上になると自動的にハイパーLOWが解除されます。
走行中突然コントローラーから音が出る(鳴りやまない)。
スピードアラーム機能が働いています。不要であれば設定を解除してください。方法については製品同梱の取扱説明書を参照してください。
[ASE66X][ASI65X]
停車中でも音が鳴り止まない場合は、本体背面の車種設定ディップスイッチを再設定してください。
車高設定値とハイトモニターの値が一致しない。
車高設定値とハイトモニターの値との間に相関関係はありません。ハイトモニターは車両の車高データの信号を利用して表示しています。走行中、サスペンションは常に動いていますのでそれに追従してハイトモニターの表示も変化します。コントローラーはサスペンションの動きを拘束するものではありません。
アクティブサス車にコントローラーを取り付ける際の注意点は?
アクティブサスコンピューターのコネクターはピン数が多く、特殊な形状のため確実に挿入しなければ接触不良を起こしてしまいます。取付説明書を熟読しその指示に従い慎重に取り付けを行ってください。取り付けボルトを一気に回しきってコネクターを接続しますとコネクターに致命的な歪みが生じますので注意してください。なお、接触不良を起こしますと、電源が入らない、動作しない、警告灯が点灯する、車高が勝手に上下するなど様々な症状が発生します。
保安基準モードとは?
停車状態で最低地上高9cm以上を保ち、かつ走行中に車高を任意に設定できない構造である事を示します。※工場出荷時は、すべて保安基準モードになっております。
保安基準モード解除方法は?
  • ●ASE664/665/666/667の場合
    1. MODEスイッチを押しながらSETスイッチを6秒間押すと下写真の「保安基準モード」表示をします。(`STd´は点滅)
    2. UPスイッチかDOWNスイッチを一度押すごとに右のように「保安基準モード」表示(STd:左写真)と「スペシャルモード」表示(SPL:右写真)に変わります。
    3. 設定したいモードの表示を選んでSETスイッチを押すとそのモードが設定され、車高設定値表示モードに入りモード設定終了です。
  • ●ASI65X-M2 Seriesの場合
    本製品の電源が入っていない状態で、フロントDOWNスイッチを押しながらIGキーをONにし、3秒以上フロントDOWNスイッチを押し続けると保安基準モードが解除されます。解除後、アラーム音とともに右2つのLEDを3秒間点滅表示します。(解除状態は、IGキーOFF後も保持されます)
  • ●ASG63X-Ltd Seriesの場合
    本製品の電源が入っていない状態でUPスイッチを押しながらIGキーをONにし、そのまま3秒以上UPスイッチを押し続けるとアラーム音とともに下図の表示をして保安基準モードが解除されます。(この状態は、IGキーOFF後も保持されます)
  • ●ASE663の場合
    1. 本製品の電源が入っていない状態で、SETスイッチ(ll)を押しながらイグニッションキーをONにします。
    2. 現在設定されているモードが表示され、UPスイッチを押すと「スタンダードモード 」、DOWNスイッチを押すと「スペシャルモード」に切り替わります。
    3. SETスイッチ(ll)を押すと保安基準設定が終了します。
旧製品の適合について。
ASEシリーズ/ASIシリーズ/ASG63Xシリーズは最新適合表をご覧ください。
●ASG61Xシリーズ/ASG62Xシリーズ
車種 型式 年式 ASG61X本体品番 ASG62X本体品番 ハーネス品番
クラウン UZS131・MS137 S62.9~H3.10 61X-D1 62X-D1 H-064C
クラウンロイヤルハードトップ/セダン JZS145/JZS135 H3.10~H7.8
H3.10~H7.11
61X-D1 62X-D1 H-064R
ソアラ MZ21 S61.1~H3.5 61X-D1 62X-D1 H-064S
マジェスタ
ソアラ
UZS141・JZS149/UZZ31 H3.10~H7.8
H3.5~H9.8
61X-A1 62X-A1 H-066A
マジェスタ UZS151 H7.9~H11.9 61X-A1 62X-A1 H-066B
マジェスタ4WD
アリスト4WD
UZS143/UZS143 H4.10~H7.8
H4.10~H9.8
61X-A1 62X-A1 H-066F
マジェスタ4WD UZS155 H7.9~H11.9 61X-A1 62X-A1 H-066C
セルシオマイナー前 UCF11 H1.10~H4.8 61X-D2 62X-D2 H-067A
セルシオマイナー後 UCF11 H4.9~H6.9 61X-D2 62X-D2 H-067B
セルシオ UCF21 H6.10~H12.8 61X-A1 62X-A1 H-067C
セドリック/グロリア Y32 H3.6~H7.5 61X-A1 62X-A1 H-065
セドリック・グロリア/シーマ Y31 S62.6~H3.6
S63.1~H3.8
61X-A1 62X-A1 H-068
シーマ/インフィニティQ45 FGDY32/FGDY33※/HG50 H3.8~H8.5
H8.6~H12.12
H1.10~H9.9
61X-A1 62X-A1 H-069
プレジデント/プレジデントJS JHG50/PHG50 H2.10~H14.8
H4.2~H14.8
61X-A1 62X-A1 H-069

※Y33シーマの下がり幅は最大約20mmです。また、スピードメーター機能は正常に作動しません。



取扱説明書を紛失しました。
お問い合わせの多い初期設定や保安基準解除方法、車高調整方法などは一部ダウンロード可能です。 詳細な使用方法や取付方法は別途取扱説明書をご購入ください。
背面ディップスイッチの設定方法は?
■ASE663の場合
コントローラーの電源が切れていることを確認します(一部車種で、エンジンを止めたあと、約3分間電源が入っています)。
MODEスイッチ(1)を押しながらイグニッションーをOFFにします。
下記の車種設定値一覧表を参照の上、装着した車種の設定値をUPスイッチ/DOWNスイッチで選択します。
MODEスイッチ(1)を押して初期設定完了です。 ASE663の場合
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■ASI65X-M2 Seriesの場合
コントローラーの電源が切れていることを確認します(一部車種で、エンジンを止めたあと、約3分間電源が入っています)。
コントローラー本体(操作部)背面のディップスイッチ(小型スイッチ)を車種にあわせて設定してください。 ASI65X-M2 Seriesの場合
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■ASE664の場合
コントローラーの電源が切れていることを確認します(一部車種で、エンジンを止めたあと、約3分間電源が入っています)。
コントローラー本体(操作部)背面のディップスイッチ(小型スイッチ)を車種にあわせて設定してください。
IGキーON時に2秒間設定車種表示を行います。これにより、ディップスイッチが正確に設定されているかどうかを確認することができます。(ASE665/666/667は設定不要です。)
ASE664の場合
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●本体(ASE66X・AS・65Xシリーズ)よりアラーム音が鳴ると同時に車高設定値などの設定内容がクリアされ車高が元に戻る
ディップスイッチの再設定をおこなってください。
再設定方法(ASE665・666・667は除く)
  1. ディップスイッチ5つ全ての設定位置を把握しておく。
  2. ディップスイッチ5つ全てを「ON」に設定する。
  3. ディップスイッチ5つ全てを「OFF(ONの反対)」に設定する。
  4. ディップスイッチ5つ全てを「ON」に設定する。
  5. ディップスイッチを元の設定位置に戻す。
※ASE665・666・667はコントローラー本体の修理が必要となります。当社品質保証課までお送りください。尚、コントローラーを取り外す際はエアサス(アクティブサス)コンピューターのコネクターを純正配線に戻してください。
●ASG63XLtd Seriesの場合(631のみ。632、633は車種設定の必要はありません)
コントローラーの電源が切れていることを確認します(一部車種で、エンジンを止めたあと、約3分間電源が入っています)。コントローラー本体(操作部)のSETスイッチ(左下のスイッチ IIの印)を押しながら、イグニッションキーをONのところまで回します。キーONにしたあと3秒間SETスイッチを押し続けているとアラーム音とともに、表示部に下記設定番号が出ます。ボタン操作にて車両にあわせた設定を行いSETスイッチ(左下のスイッチ)を押して設定完了です。
※下記以外の車種MS137・UZS131クラウン、MZ21ソアラ、JZS145・JZS135クラウンロイヤル、UCF11セルシオでは、車種設定は必要ありません。
車名 型式 年式 設定番号
マジェスタ UZS141・JZS149 H.3.10~H7.8 [TP03]
マジェスタ UZS151 H7.9~H11.9 [TP02]
マジェスタ4WD UZS143 H4.10~H7.8 [TP05]
マジェスタ4WD UZS155 H7.9~H11.9 [TP01]
ソアラ UZZ31 H3.5~H9.8 [TP03]
アリスト4WD UZS143 H4.10~H9.8 [TP05]
セルシオ UCF21 H16.10~H12.8 [TP04]
セドリック・グロリア Y31 S62.6~H3.6 [TP07]
セドリック・グロリア Y32 H3.6~H7.5 [TP00]
シーマ FY31 S63.1~H3.8 [TP07]
シーマ FGDY32・33 H3.8~H12.12 [TP06]
インフィニティQ45 HG50 H1.10~H9.9 [TP06]
プレジデント JHG50 H2.10~H14.8 [TP06]
プレジデントJS PHG50 H4.2~H14.8 [TP06]
シリアル番号で品番を調べることができますか?
部品は購入できますか?
補修部品は当社オンラインショップで購入可能です。(掲載されていない部品は別途お問い合わせください。)
[ASE665] ランクル100(シグナス含)H10.2~H14.7専用アクティブサスコントローラー
純正ハイトスイッチは併用して使用できますか?
併用して使用できます。ただし走行中は車両側がノーマルモードになる為純正ハイトスイッチを操作しても車高の制御は行いません。
走行中に車両のインジケーターが点滅して車高が変化してしまう
純正ハイトスイッチを併用して車高を上下させた場合、走行安定性を確保する為に、走行時は自動的に車両側(純正ハイトスイッチ)はノーマルモードに復帰し、設定できる範囲(一番高い車高設定でF=+35mm/R=+50mm、一番低い設定でF=45mm/R=-45mm)でのみコントロール可能です。インジケーターの点灯はシステムによるものですので問題ございません。
他のエアサス車にも使用できますか?
SE665はランクル100 H10.2~H14.7(シグナス含)専用です。他の車種には使用できません。
車高を上げれば純正より大きなサイズのタイヤを装着することは可能ですか?
車両もしくは製品の故障時、車高が変化して車両とタイヤが接触する可能性があります。必ずメーカー指定のサイズを装着してください。
車高が変化しない。
ドアが開いていませんか?ドアが開いた状態では反応しませんので、ドアを閉めてから動作テストを行ってみてください。
[ASE667] UCF31セルシオH12.9~H15.7専用エアサスコントローラー
スイッチ操作時に車両側のインジケーターが点灯する。
ASE667で車高設定を変化させるためにUP/DOWNスイッチを押すと、押している間車両側のエアサスインジケーターランプが点灯します。これは車高制御の応答性を向上させる為の動作ですので、異常ではありません。また、車両に悪影響を及ぼす事もありませんのでご安心ください。
高速走行時の車高ダウン機能について。
ASE667で車高設定時(H1/H2/H3のいずれかで設定している場合。0設定時も含む)には走行速度が上昇しても、車高はASE667設定を保持するようになっており、車両が本来持つ高速走行時の車高ダウン機能は作動致しません。これは走行時の車高下がり過ぎによる、事故や車両損傷などを未然に防止する為の措置です。なお「NORM」設定時はASE667での制御は行いませんので、高速走行時の車高ダウン機能が働くようになります。